高雄橋頭の廟の前にある隠れ家的カフェ「廟口來一杯」
- TASAINA TAIWAN
- 49 分前
- 読了時間: 3分

今回は、今年(2025年)の八月に開店したばかりのカフェ「廟口來一杯(ミャオコウライイーベイ)」をおすすめします。店には厳選された上質なカフェや台湾のお茶、軽食があるだけではなく、サービスもよく、話題の店になっています。

廟口來一杯は、台湾南部の高雄市の「橋頭駅」の近くにある「筆秀天后宮」というお寺の前のエリアにあります。高雄MRTのレッドラインの橋頭駅からレンタル自転車で8分ぐらいで行くことができます。オーナーさんに店名としてなぜ「廟口來一杯」と名付けたかと聞くと、店はお寺の前のエリアにあるので直感的にその名が浮かんだそうです。その後、台湾の習慣に従い、筆秀天后宮の主神「媽祖(海の神様)」にお伺いをたて、特別な儀式を通じて、店名として使用することにしたんだそうです。

店内は、ぺットカフェのエリアと一般的なカフェのエリアに分けられています。初めて、ここに訪れた人は、お洒落な雰囲気に惹かれます。店の前には、二匹の大きな熊のぬいぐるみが椅子に座っているので、その姿を見るだけで、心が癒されますよ。一般的なカフェのエリアは開放感があり、テラス席も心地よいです。きのこの形のオフィスと倉庫は、かわいいので目を惹き、インスタ映えするところとして人気があります。



店内は、座席も多く、メニューも充実していて、注文するだけでも楽しいです。特に、「手沖琥珀蜜香(ショーチョンフーポーミーシャン)」という「蜜香紅烏龍(ミーシャンホンウーロン)」が人気です。「蜜香紅烏龍」という台湾茶は、飲茶などの軽食に合わせるドリンクとして人気があります。蜜香紅烏龍とはウーロン茶の一つです。「ウンカ(蝉の一つ)」という虫が若い芽を噛むことにより発酵が促され、蜜のような香りやフルーツのような甘さが味わえます。また、蜜香紅烏龍は、ホットでもアイスでも飲めますよ。ここに来たら、職人気質なオーナーさんのこだわりで入れた蜜香紅烏龍を、ぜひお召し上がりください。また、台湾では珍しく、すべてのドリンクが無糖で、砂糖を入れたい場合、事前にスタッフに伝える必要があります。ここで販売している上質な台湾茶葉やハチミツは、お土産にもぴったりです。お茶は現場で試飲ができるので、台湾茶に興味のある方は、ぜひお試しください。



飲茶のメニューは、十種類以上もあり、昔五つ星のホテルを務めたシェフが監修したものでどれもこれも美味しいです。エビ焼売や春巻きをおすすめします。エビ焼売は、一口大で食べやすく、エビのプリプリとした食感が楽しめます。春巻は、外がサクサクで中がホクホクで一口食べるとハマりますよ。


高雄近郊の橋頭にある「廟口來一杯」は、開店以来、お洒落な内装やこだわりのメニュー、便利なアクセスで注目されています。日本語が通じるスタッフがいるので、ご注文の際は、心配は要りませんよ。廟口來一杯は、家族でもカップルでも、一人で気分転換したい時にも最適な場所です。高雄に旅行の際は、是非一度訪れてみてください。
ちなみに、ここには日本統治時代に建設された台湾で最も早く工業化した製糖工場があります(https://reurl.cc/K4V4Wp)。現在、工場は利用されなくなったが、敷地内には日本の歴史に深く触れられる見所がたくさんあります。時間が許すなら、このカフェと一緒に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
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参考:
1.廟口來一杯
高雄市橋頭區筆秀路35號
定休日:水曜日
2.橋頭製糖工場
高雄市橋頭區糖廠路24號
高雄田寮月世界
屏東鉄道駅「竹田駅」
嘉義檜意森活村
南投日月潭向山ビジターセンター
茂林国家風景区








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