台中にある客家人の集落「石岡」を巡りましょう
- TASAINA TAIWAN
- 2025年9月13日
- 読了時間: 4分
更新日:2025年9月22日

台湾で清の時代に中国から移住してきた漢民族には、閩南人と客家人二つの民族があります。客家人の数は、台湾の全人口数の約20%を占め、約467万人ほどです。台湾において客家人は生活の地域によって、異なる客家語が使われ、四県語や大埔語、韶安語、海陸語など6種類もの客家語があります。今回は、台湾中部の台中にある客家人の集落「石岡」をおすすめします。

石岡は、台中の東北部にある山の町で、人口は約13000人です。そこは、「大埔語」という客家語が使われている客家人の集落です。石岡は、農業が盛んで、稲やシイタケ、高接ぎ梨、葡萄、桃などの農作物の産地として知られています。観光のため、2021年より毎年の夏休みに熱気球祭りが盛大に開催されているので、注目されるようになりました。マスコミの報道によると、熱気球祭りに参加した人は年々増加し、今年(2025年)参加した人は、30万人を超えたそうです。

石岡と言えば、ランドマークとなっている「情人木橋(恋人の橋)」です。この橋は、長さが40メートル、幅が3.5メートルあります。2002年にアメリカの技師によって「食水嵙溪」という川の上に建てられた「情人木橋」は、かつて東アジアで最もスパンの長い木造の橋でした。当時、この橋は最新の木造の橋の建設技術が採用され、橋脚がなく、震度7以上の地震にも耐えられると言われていました。橋の上から、きれいな景色が眺められるので、恋人たちがここへ訪れます。

情人木橋の付近には、石岡のご当地の果物、高接ぎ梨、葡萄、桃などや干したシイタケなどの農産物が買えるほか、客家料理が味わえます。
ここで人気がある「五福園」という客家料理屋さんをおすすめします。店の内装はシンプルですが、サービスがよく、手ごろな価格で美味しい客家料理を食べられます。特に、梅乾扣肉(梅干しと豚の角煮)や薑絲炒大腸(ホルモンを炒めた酸味が強い料理)、白切り鶏などの定番客家料理は、ご飯に合うので、ついつい二、三杯と食べすぎてしまいます。




五福園の向かいにある「水母吃乳酪」というチーズのチェーン店もお見逃しなく。水母吃乳酪とは、「きれいな妻はチーズを食べる」というちょっと変わった名前です。オーナーは、愛する妻が乳製品を食べるとお腹がごろごろしたことから、ごろごろしないチーズを含めていろいろな台湾風のチーズを開発しました。店内に売っているのは、抹茶やレモン、チョコレートなどの味が含まれていて10種類もあります。現場では試食ができるので、石岡に来たら、食べてみてはいかがでしょうか。




水母吃乳酪のお店からレンタル自転車に乗り、15分ぐらいで「土牛客家文化館」という見所に行くことができます。土牛客家文化館は、「土牛」という所に住んでいた豪族、劉氏の「夥房」作りである「徳馨堂」でした。夥房とは、客家人の伝統的な家屋の様式であり、同姓の家族が住む場所です。「徳馨堂」は、劉家の家です。劉家の先祖は、中国南部の広東大埔から土牛に移住し、豆腐造りや樟脳造りの成功によって財をなしました。劉家の先祖は頭がよく、清の時代の科挙制度によって、資格高い「貢生」を取った人は、5人もいました。



1999年に921大地震の影響を受けて、劉氏の豪族の家がほとんど倒壊してしまいました。6年の歳月をかけて修復してから、土牛客家文化館として、一般に開放されています。ここで客家夥房という建築様式が見学できるほか、大埔客家の生活文化などを知ることもできます。外国人観光客のため、館内に展示されている客家文物には、英語と日本語のガイド資料がついているものもあります。そのほか、敷地内には、樹齢100年以上の「竜眼の木」や「パンの木」は、インスタの写真として人気があります。土牛客家文化に興味のある方は、ぜひ訪れてみてください。



石岡のアクセスについてです。まず、台湾鉄道に乗り、豊原駅で降ります。そこで、豊原ターミナルで90番、または206、207、208番の豊原バスに乗り換え、「石岡水壩」停留所で降ります。できれば、石岡ビジターセンターで自転車をレンタルして「石岡」を巡りましょう。
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参考:
石岡ビジターセンター
台中市石岡区石城街1号
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客家人の集落「石岡」https://reurl.cc/GNOQ9x
1竹田駅
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拜讀作者石岡巡禮,認識石岡歷史,文化,美食值得大家撥冗前往一遊,順便提醒記得帶水母去[水母吃乳酪]吃乳酪 哈哈哈!