人気の観光名所「台北迪化街」
- 2025年11月20日
- 読了時間: 4分
更新日:2025年11月22日
台湾で最も歴史がある問屋街と言えば、迪化街です。今回は、台北市の大同区にある人気の観光名所「迪化街」をおすすめします。

迪化街は、「大稻埕(ダイトウテイ) 」というエリアの中心部にあり、MRTで北門駅の三番出口から徒歩6分行くことができます。
大稻埕は、かつて清の時代に「淡水河」という川を利用し発展した貿易の拠点でした。当時、迪化街には台湾のお茶、稲,樟脳などを扱う商店が集まっていて、繁華街として栄えていました。
その後、日本統治時代に入ると、迪化街は「永樂町通」と改名され、台湾で最も有名な漢方薬や乾物、布地などの問屋街として知られていました。中華民国時代、織物業は台湾新産業の一つになり、多く織物業者は、迪化街でビジネスの発信地として事業を展開しました。新光グループや南亜繊維工業、遠東繊維工業などの今でも有名な織物業者は、ここから発展した台湾の企業でした。また、迪化街の最盛期(1900年~1945年)にここに建設された歴史を感じ取れるバロック様式の建物がたくさんあり、今も残っています。



しかし、中華民国時代(1970年)、数多くの織物業者は、大稻埕の敷地が狭すぎたので、ほかの地域に引っ越しせざるをえなかったので、迪化街は段々衰退していきました。その後1996年以降、台北市政府は都市の再生計画によって、迪化街をリノベーションしました。今では、レトロな街並みと現代的な店が融合する大人気の観光地となっています。現在、迪化街で文化財に認定された建物は、バロック様式の建物と中国の福建式の建物を加算して70以上もあります。散策する時は、それらをゆっくりと見学してください。また、お正月の前になると、大勢の人がお正月の飾りや乾物を買うため、迪化街を訪れるのでとても賑やかです。

迪化街に来たら、ご当地のグルメ、飲み物、お土産などは絶対外さないでください。まず、おすすめしたいのは、迪化街にある「永楽市場」の中の老舗「林合発」の「油飯(おこわ)」です。台湾では、生まれたばかりの赤ちゃんが満一か月になるとき「満月」というお祝いをしますが、そのお礼として「油飯(おこわ)」が人気があります。


次は、「蚵嗲」という揚げ物です。南部の嘉義から直送されたカキやキャベツなどに、ころもをつけて揚げた「蚵嗲」は、外はサクサクで、中はホクホクとした食感で、多くの観光客が魅了されています。永楽市場のグルメは、地元の住民にとって昔からのお馴染みの味で大人気です。そのため、朝開店したらあっという間に売り切れてしまいます。食べたいなら、早めにここに立ち寄って買ったほうがいいですよ。永楽市場の二階と三階は、台湾最大の布問屋です。店舗の数は約100店あり、様々な種類の布地が揃っています。センスがよい花模様の布で作られたバックや小物などの商品も豊富です。手芸好きの方は、ぜひお見逃しなく。



永楽市場の向こうにある「ビジターセンター」も人気があります。事前にネットで申請すれば、ここで無料の台湾風の服や帽子、靴などが借りられます。多くの観光客が、借りた服を着て、三階のライトアップされている灯籠エリアでインスタ映えする写真を撮ります。



ビジターセンターから街沿いに散策して行くと、恋愛祈願のスポット「霞海城隍廟」にいきます。霞海城隍廟は清の時代(1859年)に建てられた道教のお寺であり、元々大稻埕地元の守護神「城隍爺」とその夫人の神様などの神様が祀られています。1971年に縁結びの神様「月下老人」が奉納されてから、大人気の恋愛祈願スポットになっています。お寺は、恋愛成就だけではなく、家庭円満、人間関係にもよく効くとのことから、一年中参拝者が絶えません。興味のある方は、ぜひ参拝してみてください。

迪化街は、「淡水河」の近くでもあります。そこにある大稻埕埠頭は、夕日や夜景が眺められるので、一休みするのにぴったりの場所です。ここにコンテナの市場が設けられ、様々な飲食店が集まっています。散策に疲れたら、ここで食事をしながら、淡水河の景色が一望できるので、最高の気分が味わえます。
歴史や宗教文化に深く触れられるうえに、ご当地のグルメも満喫できる迪化街は、台北に来たら足を運んでみて下さい。


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参考:
迪化街
MRTで北門駅の三番出口から徒歩6分
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