高雄英国領事館は、1865年に建てられた英国駐台の旧領事館です。
MRTのオレンジラインで西子湾駅から徒歩で15分ほどで行ける観光名所です。英国駐台の旧領事館では、主に西子湾の向かい側の丘の上にある赤レンガ造りの『官邸』と丘の下にある貿易と会談などの目的に使われた『事務所』に分かれています。
その後、日本統治時代に日本へ売却され、海洋観測所となりました。それから、太平洋戦争で一部分が破損してしまったが、中華民国政府により修復されました。その時、官邸は気候観測所として、事務所は水産試験場として利用されていました。
1977年に 高雄英国領事館の官邸は台風セルマで厳重な破壊に遭っいました。1985年に高雄市政府はこの高雄で最も古い赤レンガ洋館を修復し、観光スポットになりました。マスコミの宣伝により多くの観光客が訪れるようになりました。
数年後、さらに昔の官邸と事務所の連絡歩道を整備し、今の高雄英国領事館を再現しています。館内には歴史文物の展示のほか、カフェ、売店も併設されています。
台湾では唯一完全な形で残っている英国駐台の旧領事館『高雄英国領事館』は、丘の上に建てられているので、海を見渡せるだけでなく、離島である『旗津灯台』、高雄のランドマーク『85大楼』という高層ビルなどの見所が眺められます。
特に、ここで西洋式定食、本格的なイギリス式ティータイム、海の絶景と夕日を堪能できるので、最高の気分が味わえます。
時間が許すなら、299元台湾ドルで高雄港遊覧船に乗って、近距離の西子湾、旗津灯台、アジア新湾区、駁二芸術特区など見所満載の高雄港の景色をエンジョイしてみてはいかがでしょうか。
海の絶景と多彩な歴史文化が満喫できる高雄英国領事館は、アクセスが便利で、初めて訪れる方も観光しやすい名所です。高雄に来たら、高雄英国領事館でゆったりとした時間を楽しんでください。
(許可なく転載することを禁じます)
コメント