
台湾で代表的なグルメと言えば、「ショウロンポウ」です。
今回、味は名店の鼎泰豐に負けない「地糖仔」という中式グルメ屋さんを紹介したいと思います。
2013年に創業した地糖仔は、高雄市美術館の付近の「美術南2路」にあり、台鉄で美術館駅から徒歩5分で行けます。オーナーさんは、台湾人で香港の有名な飲食集団「利苑」とミシュラン一つ星の「添好運」で仕事したシェフです。新鮮な食材と職人精神にこだわるグルメ屋さん「地糖仔」は、地元の人々に人気があるだけでなく、昔の高雄市長の陳菊さんもよくここに立ち寄って味わっていたそうです。

心地よい雰囲気の地糖仔に入ると、明るい内装と壁にあるオーナーさんの経歴、グルメの写真などに目を惹かれます。席があんまり多くないですが、メニューの選択肢が多いです。

初めて訪れる方に、私がよく注文しているのをおすすめします。まず、絶品の「ショウロンポウ」です。新鮮な食材と煮込んだ鶏汁を混ぜて作られているので、まず、調味料をつけなくても、本来の味が楽しめます。それから味変して、ソースや生姜をつけても、絶秒な味で食べられます。また、中身の汁が熱いので食べる際は、気を付けてください。

「蒸エビ餃子」も食べる価値があります。一般的な蒸エビ餃子は薄い皮で具を包んでいます。折目の数は12ですが、こちらのは14です。そんなすばらしい料理の技術があるシェフの蒸エビ餃子はここでしか食べられないですよ。海の幸を食べられる蒸エビ餃子は一口を食べると箸が止まらないです。

そのほか、エリンギや野生シイタケなどの七種類の食材から作られた「野生シイタケ蒸餃子」は、ぜひ食べてみてもらいたいです。透明な見た目は美味しそうで、食べたらしっとりとした食感でベジタリアンの方はもちろん、一般の方にも大人気です。「野生シイタケ蒸餃子」は人気のためすでに看板メニューの一つになったそうです。

外せないグルメ「千層の大根お餅」と「大根お餅」は、両方とも大根の食材に使われますが、生地によって違う風味が味わえます。
私にとって何回食べても飽きない中式グルメ屋さん「地糖仔」を、台湾の高雄に来たら、ぜひ旅のリストに入れて、訪れてみてはいかがでしょうか。


(許可なく転載することを禁じます)
Comments