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台湾離島の澎湖七美


 台湾本島の西側に面する海峡は台湾海峡と言います。その海峡には、台湾の領土に属する「澎湖」という島があります。澎湖は約90の島で構成され、冬場は東北季節風が強く吹いているので、「風の故郷」とも呼ばれています。




 今回は澎湖の南端に位置する「七美」という島をおすすめします。


 七美の旧名は南嶼です。何故七美と呼ばれているのでしょうか。それは、明末清初(明の末期から清の初期)の時代にあった七名の女性の物語からです。七名の女性が海盗らの性の暴力に抵抗するため、七名が相次いで、自らの身を井戸に投じて死んでしまったんです。その後、不思議なことに七名の女性の墓から七株の木が出てきました。だから、七美と呼ばれるようになりました。日本統治時代に建てられた七名の女性の慰霊石碑は今も残っています。



七美の名は悲しい由来があるが、至る所に魅力が満載の絶景スポットやスキューバダイビングなどの海上運動のスポットなどがあるので、多くの人が訪れています。






七美で最も有名なのは、二つのハート形の石滬(スーフー)が繋がっている「雙心石滬」です。石滬は、簡単に言えば、石垣と潮の満ち引きの原理を利用して魚を捕る施設です。現在、澎湖の石滬はほとんど漁に使われていないですが、景色を見るだけでも楽しいですよ。また、幸せという意味を象徴するスポット「雙心石滬」はハネムーンの聖地として大人気です。







雙心石滬から少し行くと「小台湾」というスポットに着きます。ここで台湾の形に似ている独特な海蝕地形が見られるので、ぜひ訪れてみてください。

また、日本統治時代に建設された「七美灯台」は一般の方に公開されていないんですが、インスタ映えする写真が撮れるスポットになっています。







 七美に来たら、龍埕風景区の「ライオン岩」という見所も見逃さないでください。長い歳月の風化と海蝕作用でライオンの目、耳、体にそっくりな奇岩が見られます。その絶景は、びっくりするほど壮観です。ここにある澎湖ならではのサボテンのソフトアイスクリームは、食べる価値があります。







旅行中にお腹が空いたときに、ベトナム料理屋さん「郷滋味」をおすすめします。ここで、ベトナム料理だけでなく、台湾料理も味わえます。特に料理に使われる野菜は全て自家の野菜の畑で植えられたものです。運がよければ、オーナさんのピアノのライブショーを見ることができます。






七美の一周りは、バイクで約二時間です。アクセスは澎湖で最大の港「馬公港」からフェリーで一時間ほどで行けます。また、台湾南部の高雄空港から七美まで一日一本しかない航空便があります。澎湖の冬場は東北季節風が強く吹いているので、旅に適しません。七美に行くならベストシーズンは夏ですが、日差しが強いので、日焼け止めや帽子を忘れないようにご持参ください





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