台湾で最も長い海岸線を持つ県は、台湾東部の台東県です。
その海岸線に沿ってある長さ五キロほどの奇岩の聖地「富岡地質公園」は、人気がある絶景スポットとして知られています。敷地内での海岸絶景は、台湾北部の野柳地質公園に似ていることから「小野柳」とも呼ばれています。
長年にわたる海蝕を受け、さまざまな奇岩を生み出した小野柳は、観光客もちろん、多くの学者も研究のためここに立ち寄っています。
敷地にはサービスセンター、環境保護の教室、売店、歩道、展望台などの見所が設けられています。ここに来たら、まずサービスセンターで奇岩の由来、熱帯雨林の植物生態などのことを知っておくと小野柳の魅力をもっと深く楽しめます。
小野柳の奇岩と言えば、豆腐の岩、亀の岩、シイタケの岩、蛙の岩などです。
さまざまな奇岩の上に座って美しい海の波の音を聴きながら海風に吹かれ、心も体もリラックスできます。天気がよければ、ここから離島の緑島が眺められます。また、展望台で小野柳の奇岩らと太平洋の海と青空を融合した絶景が一望できるので、ぜひ見逃さないでください。
散策に疲れたら、ご当地の名産の仏の頭ようなフルーツ「釈迦頭(バンレイシ)で作られた「很慢的釈迦氷」といアイスをおすすめします。なぜ「很慢的釈迦氷」と呼ばれているのでしょうか。その理由は、「很慢的」という言葉が台湾語であり、「採収したばかり」という意味があります。採収したばかりの釈迦で作られたアイスは、新鮮で水も一滴もアイスに入っていないので美味しいです。
台湾有数な地質公園「小野柳」は、台東市内から台湾好行というバスで15分だけで行けます。入園は無料です。また、ここで毎年の4月から10月まで「夜遊小野柳」という活動が行われています。事前に「夜遊小野柳のfb」で申請すれば、夜の星、奇岩、生物などの生態が楽しめます。料金は一人で100元です。
台湾人にとって何回も訪れても飽きない奇岩の聖地「小野柳」は、台湾の台東にきたら、訪れてみてはいかがでしょうか。
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