宗教の自由が認められている台湾では、さまざまな宗教があります。例えば、仏教、道教、キリスト教、イスラム教などがあります。自由な宗教環境である台湾人は、それぞれが自分の宗教で生活していると言えます。今回は、台湾の仏教の聖地としての「仏陀記念館」を紹介したいと思います。
仏陀記念館は、2011年に建てられ、台湾南部の高雄大樹区にあり、釈星雲大師(歿)が開山した「仏光山」に隣接しています。新幹線の高雄左営駅から「哈佛(ハーフォウ)快線」というシャトルバスで30分ほどで着けます。或はMRTの大東駅で「大樹祈福」というバスで30分ほどで行けます。
13年の歳月をかけて建設した仏陀記念館の毎年の来館者数は、コロナ禍に遭う前、1000万人にものぼりました。主に「礼敬ホール」、「八重の塔」、「菩提広場」、「本館」などで構成されています。それぞれの特色があるので、訪れる価値があります。
特に、世界で僅か三つしかない「釈迦の歯」が、ここの「玉仏殿」に一つが納められています。また、世界一の高さを誇る青銅製の座仏(108メートル)は、写真のスポットとなっています。
本館の一階にあるAI知能とLED技術を融合した「仏陀物語館」は、ゲーム形式で仏教に関する歴史がわかります。また、モニターの上に名前を書いてから、ボタンを押すと神様に花を献上することができます。その他、二階の金仏殿でQRCodeを読み込んでおみくじが引けますので、ぜひ試してみて下さい。
現在、仏陀記念館(高雄)は国立歴史博物館(台北)と友好な関係を結んでいるので、わざわざ台北へ行かなくても、ここで国立歴史博物館の貴重な展示品が見られます。
八重塔は、八つの塔から構成されたです。その一つの「八道塔」では、釈星雲大師が書いた書法を展示しています。私が気にいった釈星雲大師が書いた「有情有義」と「希望在前」二つの作品です。ここでも祈願カードを無料で提供しています。何か祈願したいことがあれば、ご自由にお書きください。
礼敬ホールには、お土産の売店のほか、五つ星ホテルのレストランやスターバックスもあります。疲れたとき、ここで一休みをしてみてはいかがでしょうか。予算がない方に、祇園という庭にある「双閣楼滴水坊」というレストランでコスパ最高の精進料理や飲み物が味わえるので、おすすめします。
時間が許すなら、「義大客運」というシャトルバスでここの付近で人気がある「義大世界テーマパーク」へ訪れてみて下さい。ここで遊園地、ホテルだけでなく、アウトレットモールも楽しめます。特にアウトレット商品は絶対外せません。運が良ければ、格安の九割でブラントが買え、外国観光客に税金を戻すサビースを提供します。
台湾南部を代表する仏教のランドマークとなった仏陀記念館は、仏教に興味がある方はぜひ訪れてみて下さい。
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高雄
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