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台湾のコーヒー文化

更新日:6月5日



 台湾のコーヒーの歴史と言えば、日本統治時代に台湾中南部と東部で栽培されたのが始まりだそうです。その後、戦争で段々衰退していきました。戦後、アメリカの経済援助と通関税金の関係で、外国からのコーヒーチェーン店「スターバックス」が台湾で20年くらい前に開店した後、台湾でコーヒーを飲む人は段々増えてきました。



 近年、台湾の政府がこの経済的効果がある作物であるコーヒーの栽培に力を入れて、現在台湾南部の阿里山、屏東霧台、台南東山や東部の花蓮、台東など地域でコーヒーが栽培されています。それぞれの地域に独特の風味があるだけでなく、特に阿里山のコーヒーは国際鑑賞会で入賞の実績があるので飲む価値があります。


コーヒーの魅力は、味だけでなく、色も香りも楽しむことができます。

 私がおすすめしたいのが「阿里山コーヒー」です。標高1300メートルがある阿里山は、昼夜の温度差が大きく、日あたり十分でコーヒーの栽培に適しています。その上、優れた農業技術で栽培されている阿里山コーヒーは、砂糖のような甘い香りがあり、独特な味で多くの観光客に高く評価されています。特に、国際鑑賞会でよく入選する阿里山にある「鄒築園」という珈琲農場の「芸妓コーヒー」は、花、ミカン、レモンなどの風味が味わえます。阿里山に来たら、ぜひ飲んでみてもらいたいです。




 近年、台湾南部の屏東原住民の集落「霧台」では、日本統治時代に栽培された百年以上の歴史があるコーヒーの木は、マスコミの報道によって、コーヒーファンに注目されています。このコーヒーの果実の甘さが「愛文」というマンゴーに似ています。また、焙煎されたコーヒー豆はフルーツの風味があり、飲み心地がいいので、お土産に最適です。



 コーヒーが好きな人は、「Big、7 、Travel」という観光の雑誌に「2020年アジアで最もお洒落なカフェ50軒」のナンバーワンと評価された「台北シンプルカフェSimple Kaffe」に、ぜひ行ってください。お洒落なカフェもちろん、世界チャンピオンのコーヒー職人はここでお客さんに素晴らしいサービスを提供しています。近年、多くの観光客が訪れる人気スポットになっています。



 台湾南部の旅に疲れた時、高雄にあるカフェ「My Cofi coffee House」をおすすめしたいと思います。猫や犬などの動物のラテアートを提供するカフェで一休みしながらリラックスした雰囲気が味わえます。


 コーヒーの国際組織(IQC)によると、台湾人は年間のコーヒー市場は800億元となったそうです。コーヒーはすでに台湾人の生活に欠かせないものになったので、台湾では至る所に素晴らしいカフェがあります。台湾に来たら、ぜひ台湾本場のコーヒーを飲んでみてはいかがでしょうか。



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