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台湾のお米の文化

更新日:2024年6月5日


台湾では、重要な食材としてのお米は、主に在来米と蓬萊米などの品種があります。在来米は外見は細く長く、主に中国から移住してきた漢民族が持ち込んだお米です。蓬萊米は、日本統治時代に日本人の農業博士「磯永吉」が日本種のお米を改良したお米です。どちらも台湾人の飲食生活に欠かせないものです。


台湾人の主食はお米です。

 台湾のお米は主に西部と東部の平原で栽培されています。空気、水質、土地などの条件で、やはり東部の方が品質はいいです。最も有名なのは台湾東部の台東池上で栽培されている池上米です。モチモチとした食感でとても人気があります。





 現在、台湾のコンビニ、池上米弁当のチェーン店で池上米弁当を売っています。私のおすすめは、台湾東部の台東池上駅の前にある老舗「家郷池上米弁当」です。シンプルな味ですが、噛めば噛むほど美味しです。だから、いつも長列になります。池上に来たら、ぜひ食べてみてもらいたいです。その他、池上駅の付近にある「悟饕池上米弁当文化館」は訪れる価値があります。ここで、本場の池上米や農産物を買う以外、列車の中で池上米弁当を食べます。そして、池上米の文化も見学できます。






 また、異なる民族が共に生活している台湾では、さまざまなお米の文化があります。例えば、客家人が米で作ったもちもち太い麺「粄條」、原住民が小米で作った飲みやすい「小米酒」、閩南人が在来米で作った縁起がいいお菓子「発糕」などのグルメは食べる価値があります。



 そのほか、台湾のお米の文化は日本とちょっと異なります。日本人は病気になったとき、お粥を食べる習慣があります。でも、台湾人は元気なときもお粥を主食として食べます。そして、お粥の専売店もあり、選択肢も多いし、とても人気があります。例えば、海鮮粥、牛肉粥、カボチャ粥などのお粥は、絶対はずせないですね。




  お粥の以外、私のおすすめは、「鼎泰豐」という名店で売られている「八宝飯」というデザートです。小豆、あまなっとう甘納豆、もち米など八種類食材で蒸した甘味おこわは、一度食べたらやみつきになってしまいますよ。豊富なお米の文化がある台湾に来たら、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。



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