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台湾で話題の新スポット「A2水岸園区」

更新日:2024年8月16日


 

去年(2023年)から台湾各地で話題のスポットが続々と登場しています。今回はA2水岸園区をご紹介します。





A2水岸園区は、台湾東部の花蓮「寿豊」にあるヨーロッパ風の森林遊楽区です。寿豊は、花蓮市内から車で約30分で行ける農業地区や台湾の玉石の産地です。なぜ「A2水岸」と呼ばれているのでしょうか。それは「Agua forest」と「Atomosphere」にある頭文字の「A」の二つを取り入れたからです。


園区は、2009年「世界のリゾートホテル100選」に入選した「花蓮理想大地」によって運営されています。2023年9月に、ホテルは「A2水岸園区」の一部分のみを開放しましたが、多くの観光客がこの心地よい場所に殺到しました。2024年4月3日の花蓮大地震の前には、毎月の来訪者数は12万人以上もいたそうです。





敷地内の面積は、10ヘクタールほどで大きくないですが、魅力満載です。園区に入ると、ファンシーな山小屋風のカフェに目が惹かれます。そのカフェは、スターバックスが花蓮理想大地とコラボしています。席は多く室内席からでもテラス席からでも、目の前に広がる絶景にびっくりするでしょう。ちなみに、ここならではの地域限定カップは観光客にも人気があります。





ここに来たら、ぜひ遊覧船に乗ってください。遊覧船に乗れば、湖の全景や緑豊かな森林を堪能しながら、雄大な中央山脈を一望できます。その景色は、旅の疲れを癒してくれるはずです。乗船券は一人350元で、乗船時間は25分です。


遊覧船の乗り場から奥に行くと、ラクウショウ(落羽松)の林に着きます。湖の水面に映る山々やラクウショウ林の風景は、心を落ち着かせてくれるので、多くの観光客が訪れるようになりました。





花蓮A2水岸園区は、去年(2023年)開幕以来、花蓮郊外のスポットとして人気を集めています。アクセスは、台湾鉄道で花蓮にある「寿豊駅」で降り、タクシーに乗り換えば、約5分で行くことができます。





また、「台湾玉石の故郷」と言えば、花蓮の寿豊郷です。寿豊郷は「豊田玉」の産地として知られています。豊田玉は、1960年成功大学の先生「廖学誠」によって発見された台湾特有の玉石です。翡翠(ヒスイ輝石)などの硬玉と異なって、豊田玉は軟玉に属し、加工しやすいという特性があります。 





当時、寿豊郷は台湾玉石の町として栄え、最盛期はここで豊田玉が加工されてから世界へ輸出されていました。当時、台湾の玉石は、世界の軟玉の総生産量の90%を占めていたそうです。その後、いろいろな原因で、豊田玉は衰退の一途を辿りました。それでも、残された玉石業者の中には、花蓮が誇る豊田玉を多くの人に知ってほしいと、豊田玉の工房見学を受け入れたり、DIY体験教室などを開催しています。





ここでは、50年以上の歴史がある「如豊琢玉工坊」という老舗をおすすめします。店内は広くサービスもいいので、多くの観光客がここに立ち寄っています。

如豊琢玉工坊に入ると、まるで玉石博物館に来たような気分です。ここでは、台湾玉石の原石のほか、台湾玉石で作られた飾り物が見学できます。お気に入りの飾り物をみつけたら、現場でも買えます。また、DIY体験は、一人450元で一時間ほどです。台湾ならではの豊田玉に興味のある方は、DIYを体験してみてはいかかでしょうか。




(許可なく転載することを禁じます)  



参考:

1.A2水岸園区

住所: 花蓮縣寿豊郷豐坪路三段289號

電話: 03-8656688


2.如豊琢玉工坊

住所: 花蓮縣寿豊郷豊山村忠孝街91號

電話: 03-8652323






台東

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(しばらく開放中止になります)















 

 

 

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