台湾人は風水開運のことを信じています。今回は台湾人もあんまり知らない「易経大学」をおすすめしたいと思います。

易経大学は、2012年にノーベル世界平和賞の選定資格を取った「混元」という禅師によって創立され、台湾中部の南投にある「八卦山」という山の東側に建てられた私立大学です。易経大学には人文、商業、理工学院のほか、中国の古書「易経」、風水、宗教に関する研究の易経学院があります。

易経大学の敷地面積は267,281平方メートルあり、すごく広いです。来訪者は、正門から入るといくつかの建築に惹かれ、静かで落ち着いた雰囲気を感じます。天心池、南天門、鬼谷子の銅像、九匹の龍が彫刻されている花崗岩の壁、八卦の形の御寺、宮殿ような教室などの見所は、どれも訪れる価値があるでしょう。
特に、日本の鎌倉大仏に真似て建てられた高さ22メートルがある中国春秋戦国時代に教育家と軍師を兼ねた「鬼谷子」の銅像は、遠くから見ると鬼谷子の笑顔に見えます。
また、「九匹の龍の花崗岩の壁」の横にある階段を少し登ると八卦の形の御寺に行けます。ここで主に釈迦仏、観音菩薩、鬼谷子などの神様が祀られています。興味のある方は、ぜひ参拝に行ってくださいね。

時間が許すなら、易経大学から徒歩5分で行ける「悍龍歩道」という遊歩道へ足を延ばしてみてはいかがでしょうか。長さ2キロぐらいの歩道に沿って、美しい花や自然の風景が楽しめます。

パワースポットみたいな「易経大学」へのアクセスは、高鐵台中駅で南投へ向かう「台湾好行」というバスに乗り、南投市内でタクシーに乗り換え、10分ほどで着けます。台湾中部の南投にきたら、ぜひ訪れてみてください。
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